『このDVDが出る事を楽しみにしていた人間ランキング』で全国50番以内に入る自信がある男!スパイダーマン!!

いろんな意味で呪われた作品としてその名を轟かせている、アニメ版「銀盤カレイドスコープ」。
川澄綾子の怪演やらファミレス題材のスケートシーンの演出やら、原作を知らなかった自分は
アニメ版の銀盤を結構に気に入っておったのですが……。
本放送時に何があったのか?アラン・スミシーとは何か?、原作者が何を言ったのか?
……その辺はまぁ適当に検索して調べてください(笑)
 
そんな訳で、さっそくDVD版を買ってきたですよ。
DVD版の特長
・OP・EDが正式版に変更
・キャラクターデザイン牧内ももこさんにより、全面作画修正
・動かなかったものを動かしたり、ムダに動いてたものを止めたり。
・セルの影が抜けてたところに影が入れてある
・背景の描き直し
・演出ミス(布団をはがされたはずなのに、次のシーンで布団を被ってたり)の修正・変更
・一部BGMの差し替え
・他にも細ごま色々。

発売前に聞いていた「第一話作り直し」という宣伝は、ちょっと大袈裟だったかも知れませんが
それでも相当手が入っています。ひさびさに解析懐石ってみますかね。

アバンタイトル。最終回の伏線となる重要なシーンですが、DVD版ではちゃんと雪が降っています。より幻想的な画に。


このシーンに限らず全面的に背景が描き直されています。キャラも同じに見えて実は描き直してたり。


アップ絵を中心にほぼ全面、牧内ももこさんによる作画修正が施されてます。
ぱっと見変わってないように見えるシーンや、元からさほど崩れてないシーンまで徹底的に!


なんだかよく分からなかった朝ご飯もキチンと書きなおし。


間違い探し
 
実際はこの程度ではなく、もっともっと描きなおされてます。
自分としては第一話以上に、3話以降のスケート滑走シーンの使いまわしや
特に伝説級の勿体無さを誇る最終回(コンテが素晴らしいのに作画が…)の手直しをやってくれる事を切に願ってやみません。
あと、残念ながらDVD版になっても高松信司監督はタカマツシンジのままでした……。