劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(大ネタバレ)

アギト以来、夏の平成ライダー映画は皆勤賞の俺です
(本編途中で挫折したカブトも映画は観にいった!)

で、今回のオールライダー対大ショッカー。
前評判もすごいこの映画、観てきました。
 
祭り映画なんだけど…
それはいいんだけど…
 
ってなわけでかなり無粋なこと書いてる自覚はあるので
歴代ライダーファンで今回の映画も文句なしにめちゃくちゃ面白かった!って人は
以下、読まない方が無難かも。
 
 
 
オールライダー16のひみつ!(26個は用意できませんでした)
・冒頭の最強のライダーを「たった一人」決めるバトルが何故か3人タッグ戦
・そのライダーバトルって潰し合わせるための催しだったのに、誰も潰れてない
・夏美を助けようとしてかっこよく出てきた鳴滝がいつのまにか消えた
・結局ガクトマンとライダー集合した時のライダーマンが同一人物なのか
・ギギの腕輪を海東に奪われてたのに普通に活動しているアマゾン
・スカイライダーが後期カラーなのに空を飛んでしまう
・スーパー1がファイブハンドを全く使わない
・士がいつからどうやって大ショッカーの大首領になったのか説明なし
・「ライダー同士が引き合うから世界が崩壊するわけではない!」と言う月影
・じゃあ結局なぜ世界が融合・崩壊しようとしてたのかが最後まで説明なし(テレビで決着?)
・Wとシャドームーンが戦ってるとき、オールライダーズがどこに居たのか
イカデビル大爆発したのにおじいちゃんが結局戻ってきてる
・大ショッカー壊滅して、このあと士はどうするのか謎
・大団円でエンディング始まるけど、結局世界の崩壊が止まったのかどうか謎
・だから映画で鳴滝はどうなったんだよ!…という
・たとえば映画に出てきた龍騎はテレビ版ディケイドの龍騎編のリュウキと同じなのか謎
 

映画一回観ただけの上、パンフも買ってないので
劇中で説明があったのを見落としてる可能性もありますが
あと、テレビで決着つく事項もあるかもね
(妹の存在はテレビにも波及するのだろうか?)
 
まぁ…上にずらずら書いたのは半分くらい「別にどうでもいいこと」では
あるんですけどね;
結局せっかくの歴代ライダーが「ただ出ただけ」というところが残念すぎる。
そこに尽きる。
どのライダーも同じように通常技のパンチやキック繰り出してザコ怪人なぎ払うだけ。
スーパー1なんでパワーハンド使わないの?!とか
ストロンガー、遠距離から電ショックしろよ!とか
こんだけの数が出るのだから個別描写はムリだし贅沢言うなとか言われそうですが
やっぱりこういう映画だからこそ贅沢言いたいじゃないですか。

同じオールスター物でも、劇場版ウルトラマンメビウスやらプリキュアオールスターズは
とても上手くやっててよかったのにー。
各ライダー登場時に、それぞれの劇伴とまではいわないけども
それぞれの主題歌のイントロを流すくらいのサービスはあっても
バチはあたらんのじゃないだろうかしら?(まぁそれはテレビ版でもそうだったけど)

都合の悪いときだけ「これはパラレルワールドの別のライダー達ですから…」と
いうのは反則ですよ。
いやまぁ多分、そういう文句を付けてくる「悪いオタク」はハナっから
相手にしてないんだろうけどもさー…なんだかなぁ…。

あと音楽もそうだけど、やっぱりライダーは変身シーンがあって
ナンボやでと思った。
  
いいところもあった。ガクトマンがとにかくカッコよかった事
もうGackt主役でヒーロー特撮映画一本撮ってもいいんじゃないの?!って程で
これはもし実現したら観にいくよ!
 
先行お披露目の仮面ライダーWもとてもカッコよかった。
登場も退場も唐突だったけども、なんかこのシーン見て報われた気分になりました…

あ、あとシンケンジャー
3Dメガネかけて観るバージョンで観ることが出来ましたが
これが短いながらもとてもよく出来てた。
劇場ライダーと同時上映の戦隊モノは結構ここんとこ毎年
テンプレ通りというかあまり代わり映えしないものが続いてたのですが
今年はかなり面白かったです
エンディングみんなで歌ってるのもよかったね

3Dでやってる劇場では、ライダーを先にやって
そのあとシンケンジャーだったんだけど(例年は逆ですね)
これまた色々救われた気分に。。。
わっしょい!