「目を開けながら 見たい夢がある」

長い上に雑い文だよ(汗

「朝までプリキュア!オールナイト」イベント

日:2010年4月3日(土)
時:17:30〜28:51 ←朝の4時51分です…
場所:新宿バルト9

劇場版のプリキュアを8作品ぶっ通しで鑑賞する、大人のためのプリキュアイベントが
開催されました。
販売から2分でチケット瞬殺とか、変にニュース記事になったりと、まぁ色々ありましたが
なんとかチケットが手に入る事になり、急遽大阪から参加と相成ったわけです。
 

CGポスターがフロアに貼られていて、トークショー出演の声優の皆さんのサインが。
遊びに来てた前田愛さん伊瀬茉莉也さんのサインも。

 
 
さて、以下大雑把な感想です。
鮮度が高くて熱いレポートはぽつぽつ上がっているので
詳細なイベントの流れはそちらを参照していただくとして・・・

#そういやトークショーやその他で写真撮影された形跡が無いな
#取材関係者は入ってなかったのかな?

 
 
17:30分開場。
13階のシアターに参加者が続々と入場していく。
女性客やカップルで来てる人も結構見かけました。
当たり前だけど、全員いい歳した大人(笑)
コスプレの人も2,3人いたけれども(増子美香キュアベリーが目立ってた)
常軌を逸した危ない人などはおらず、滞りなく全員着席。
 
何より、入場時にミラクルライトを手渡してもらえるこの感動(笑)
いや、なんかやっぱ感慨深いですよコレは

そしてもしかして…と言われていた18枚組みポストカードは
やはりあの新宿の18枚ポスターと同じ絵柄だった!

隅に小さくかかれた[NOT FOR SALE]の文字に、正真正銘このイベント用に
作られたおみやげであると言うことがわかります
  
劇場最前列が関係者席っぽかったのですが
ぱっと見て気づいた限りでは伊瀬茉莉也さん、前田愛さん、工藤真由さん、
うちやえゆかさん大塚隆史監督、鷲尾天プロデューサーが。
長峰監督と志水監督も来てらしたようだけどちょっとお顔を存じ上げないので
気づけませんでした
前田さんや工藤さん、大塚監督はちゃんとオールナイトに付き合って最後まで
鑑賞されたようです。
 

開演前に司会のお姉さんが前説。
ライトを試しに振りながら声援を送る練習など(笑
このお姉さんも結構なんかよくわかってらっしゃる方っぽかったなー
※寺迫麿さんとおっしゃる方だそうです
 
トークコーナーその1
沖佳苗桃園ラブ/キュアピーチ
小松由香(東せつな/キュアパッション

トークコーナーではまずそれぞれ持ちキャラの
名乗りセリフを叫んでから挨拶、という流れが以降も。
小松さんがイースのフィギュアーツを手に持ってた
子供達の来るイベントではイースの話がタブーになってるけど
今日はなにも気を使わなくていい、みたいな感じでぶっちゃけトークに(笑
沖さんがアフレコのときに激しく体動かすクセがあって、それを
現場の皆が後ろでマネするって話が面白かったな
アフレコ失敗すると、タルト役の松野さんがイース時代のせつなのモノマネで
「バカな子…」としょっちゅう言ってたとか。

 
ビデオレター
水樹奈々花咲つぼみ/キュアブロッサム
水沢史絵(来海えりか/キュアマリン

直接会場に来られなかったハートキャッチ組はバルト9の大スクリーンを使った
ビデオレターでご挨拶。
いやまぁ、開場に来られたら来られたで、今以上に大変な事に
なってたかもしれないですが;

トーク内容は映画の収録時のエピソードを割と長めに。
二人とも仲良さそうな感じでちょっとホッとした(笑
合体必殺技が映画で初めて収録、とかこの辺りは去年の
フレッシュでも同じような感じでしたね。

そしていよいよ映画の上映開始!
 

プリキュアオールスターズDX2
これで通算4回目の鑑賞。
そろそろ落ち着いて画面を見渡せるようになってきたけど
やっぱりオープニングで歴代タイトルロゴが飛んでいく辺りで泣きそうになる。
ブンビーさんが画面に出るたびに笑いが起こったり、満薫が喋るシーンで
ザワっと場内が沸いたり。一般の劇場で観てる時とは全然違うシーンで
盛り上がってた感じ。

で、いよいよミラクルライトを使用するシーンになった時…
観客の「え…いいのかな、マジで振っていいの?」という
照れと苦笑の混じった空気の後、いっせいにピンクのライトで埋め尽くされた
場内の光景を俺は忘れねぇ!

プリキュアに力をーー!」の声はまだ恥ずかしいのか控えめ。
ラストのメドレー、サイリュームばりにライト光らせて振り回すかと思ったけど
ここでもみんな遠慮してるのか控えめでした。
まだ、この時はね…。

上映終了とともに劇場内割れんばかりの拍手、拍手。
以降、作品ごとにちゃんと拍手が起こり、なんかもうこれだけでもちょっと
ウルっときてしまった。
 
トークコーナーその2
本名陽子美墨なぎさ/キュアブラック
ゆかな(雪城ほのか/キュアホワイト

レジェンド降臨。さすがになんかもう空気が違う。
ゆかなさん、本名さんのことを「なぎなぎ」と呼んでいた
現場でも「なぎなぎ・ほのほの」と呼びあっていたらしい

ちょっと残念だったのは、名乗り&挨拶の段取りが上手くいってなくて
二人揃って「ふたりはプリキュア!」以降の決めセリフが聴けなかったことかなぁ
放送当時のエピソードを色々語ってくれましたが
ゆかなさんが「ちょっと長くなるけどいいですか?」とか言ったり
この辺りからタイムスケジュールが色々おかしな事になってきた(笑
 
・映画ふたりはプリキュアMax Heart
栄えある劇場第一作。
実は唯一映画館でもDVDでも観てなくて、今回初見でした。
ふたご先生の漫画版は読んでたのだけど。

MHは両作品ともテレビ版と同じOPが流れるんだけど
まず、あの映像が大スクリーンで観られるというだけで既に感動…というより
こう、泣き笑いのような良く分からない感情が巻き起こる。
「一体これはなんだ、何が起こっているんだ」
という、現実に思考が追いつかない現象をこの後しばらく感じる事に(笑

これの次の作品もそうだけど、野沢雅子さんのキャラが喋るたびに場内に
軽い笑いが…やっぱ悟空の印象が強いからですかねぇ(笑)
ほのかのおばあちゃまの声もそうなんだけどね
で、劇場一作目おもしろかったです。
好みからいうと2作目より好きかもしれん。テレビ版ではそこまで好きなキャラでは
無かったひかりの可愛さ(特に前半)が凄いですな。
やはりソフト買っとくべきだなコレは
 
ふたりはプリキュア Max Heart2 雪空のともだち
伝説の黒VS白を大スクリーンで……
すでに予習済みとは言え改めて、大人がみてもキツイシーンでした。
当時の子供たちの混乱振りたるやいかほどだったのか…想像もできません;
スキー場や雲の園のパノラマ感は劇場ならでは、な感じです。
 
そしてやっぱりエンディング曲で脱力(苦笑
いやBerryz工房が嫌いなわけじゃないんですけど、ここはやっぱり
ワンダーウィンターでしょ…という議論は当時散々され尽くしたでしょうから割愛!

あと、しょうがない話なんですが、MH2は特にフィルムの傷みが激しく
音や映像が細かく途切れたりしてちょっと残念でした。
さあ、これを機に東映アニメ映画もフルデジタルデータ上映を検討すべき!
ディズニーアニメやジブリなどが既にやってるアレです。画像超鮮明で色も綺麗。
 
トークコーナーその3
樹元オリエ日向咲/キュアブルーム
榎本温子美翔舞/キュアイーグレット
三瓶由布子夢原のぞみ/キュアドリーム
仙台エリ(ミルク/美々野くるみ/ミルキィローズ

まず樹元&榎本コンビが登場。
衣装がこの日ために買ったというおそろいの白いワンピース!
ここでも仲良しっぷりをこれでもかと見せ付けるお二方でした。
そこですかさず司会のお姉さんが
「すみません、ちょっとクルっと回ってもらえますか〜?」
お姉さん、よくわかってんなぁ!

お二人、ワンピースの裾を翻しながらターン。場内から「かわいいー」の声と拍手が。
なんかTEUCHIライブのノリだなこの辺(笑

ちょっと遅れて三瓶さんと仙台さんが舞台へ。
三瓶さん、名乗りの時に「今が夜でよかったー」
プリキュア声は朝方には中々出せないそうだ)

三瓶仙台コンビは当初、ステージ衣装としてパジャマで来る事を考えていた
(オールナイトだから?)けど、SSコンビのワンピースの話を聞いて
急遽普通のに変更したそうです。……パジャマ見たかったなー

5の現場で、5人で声を合わせるのは大変でズレるとすぐ分かるんだけど
6人に増えたら結構ごまかせたねー、みたいな話や
三瓶さんが舞台挨拶などでマスコミが入ってる時に限って泣くので
「こいつ女優だな」(仙台)などなど。

最後に締めの挨拶するときに、
三瓶「泣かないよー」 仙台「三瓶ちゃんに力をー」(ミラクルライト振りながら)

…もっと色々面白い話あったんだけど記憶飛んでるので
あとで他の人のレポート読みに行こう(汗
 
ふたりはプリキュア Splash☆Starチクタク危機一髪!
スプラッシュスターは現在絶賛再放送視聴中ですが
実はテレビ版視聴に先駆けて劇場版DVDを買ったのでした。
オールスターDX1を観た影響ですが(^^;
劇場版MH2との類似性がよく指摘されてますが(すれ違い〜仲直り)
改めて続けて観ると、類似モチーフでもアプローチの仕方が全く違う事が
よく分かりますな。
伝説の背中合わせ変身は、音響のよさと画面のデカさで
観てるこっちの恥ずかしさも倍増ですわ(///
 

・Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!
夜もふけ、ここからだんだん観客が壊れだしてきた(笑)

映画観た方はごぞんじの通り、コレ以降の映画には本編前の
前説シーンがあるのですが、そのシーンが始まる前から
既になんか場内がザワつき始めて…
ココの「こーんにーちわー」に対し、いつもの三倍くらい野太い声で
「「「こーーーんにーーちわーーー!!」」」
うあ、なんだこれ!!
前説終わって本編始まる際にも拍手と歓声と口笛が飛び交い、
なんかすごいお祭り感が出てきたーーー

本編感想はもう劇場とDVD合わせて何十回も観て、言ってたので割愛。
やっぱり何度見てもいいなぁ。
改めて歴代劇場版と続けて鑑賞すると、空気の違いに驚きましたが(笑

当時の感想
http://d.hatena.ne.jp/ranpha/20071111

 
・ちょー短編 プリキュアオールスターズ
伝説のはじまり。
ラストのライブシーンではさっきよりライト振って応援してる人が増えた
さすがにコール入れたりの声はあまり聞こえませんでしたが(笑
 
・映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪
もう観客がノリノリ。誰にもとめられねぇ!
「「「「こーーーんにーーちわーーーーー!!!」」」」
画面にブンビーさんが出るたびに声援や爆笑の渦や拍手まで巻き起こり
なんだこのアメリカの試写会状態は?!(笑)みたいな。
みんなブンビーさん好きすぎるし!
 
しかしながら、それでも凄いと思ったのは、こんなカオス状態になりつつも
鑑賞時のマナーはキッチリ守られていて、変に暴れたり目立とうとしたり
周りに迷惑をかけるバカ者が居なかったことですな。
当たり前といえば当たり前なんでしょうけど、イベント来る前は、席立って
悪乗りする奴が居てもしょうがないくらいに覚悟してたんで……。
ホントみんなプリキュアが好きで来ている良い子ばっかり
(少なくとも自分の席の周りや気づく範囲では)だったので良かった。

そして劇中クライマックス。アニメの中で、登場人物がミラクルライトをつけて
ドリームコール」するシーンが来て…映画館の中にミラクルライトのバラの花が一斉に咲き乱れ
巻き起こるドリームコール
うわー、画面の中からだけじゃなくて前後左右、場内全体からドリーム!ドリーム!
なんというバーチャル感!もちろん自分もやりましたさ!
他の方もおっしゃってましが、シャイニングドリームの「みんな!ありがとう!」のセリフが
いつもと全く違って聴こえる感じ。
これは自分達(大人)に向けて言ってるんだと思うと すごい感慨深い。。。
 
エンディング曲始まったらダッシュでお手洗い行きました。許されよ(苦笑
このタイミングで行かないと行けないよ

当時の感想
http://d.hatena.ne.jp/ranpha/20081108
 

フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?

「「「こーんにーちわーーやでーー!」」」
やはり前説で大いに盛り上がる。カオルちゃんのシーンや
「へー、うらないんだ」「そう、うらないの」「えっ」「えっ」のシーンで
爆笑が起こっていたな。
後半はやはり重い展開で、ラストシーンあたりでは時折、鼻をすする音も
聴こえました。

で。この映画はエンディングで場内の子供達に呼びかけて、一緒にダンスを
踊るという趣向になってるんですが、どうするのかな…みんな立って踊るのか?!
さすがにそれは…と思っていたら、キュアパッション
「大人の人が立ち上がると後ろの人が見えなくなってしまうから座ったままで応援してね」
というセリフで場内拍手(笑
いいつけどおり皆きちんと座って応援していたのでした…。
上半身だけでも振り付けきっちり出来てる人が結構居たな。
 
当時の感想
http://d.hatena.ne.jp/ranpha/20091120

 
プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」
いよいよ最後!なんか予定と上映順が入れ替わって(フレッシュと逆)たけど
DXで始まりDXで終わるこの構成はいいと思います!

いやぁ、予定ではね、ここまでのどれかの作品の間に軽く仮眠とる
予定だったんですよ。すでに何度もDVDで観てたやつの間とかで。
バス移動で前日の眠りも浅かったし、その前の日もあまり寝てないしで
2徹に近い状態だったし…
でも結局オールナイト中には一睡も出来なかったんですわ。
…しょうがないよね。寝てられないよね。

本日最後のミラクルライトとばかりに皆の声援も最大級。
「「「プリキュアに力をーーーー!!!」」」

上映終わって、ここまで最大の拍手と完走おめでとうの歓声が巻き起こり…
真っ白に燃え尽きてるかと思いきや、むしろみな「やりとげた感」溢れる
清清しい表情をしていたのが印象的。
 
その、朝まで生き残った勇士たちの耳に
「おはようございまーす」とつぼみ&えりかのモーニングコールが!
これがサプライズのビデオレターその2、でした(笑

 
そして…
最後の最後に、東映の鷲尾天プロデューサーが登壇して挨拶。
これは本来予定に入っていなかったらしい。
最初マイクのスイッチがなかなか入らず、マイクテストで
「デュアルオーロラウェーーブ!」とか言ってるうちにスイッチが入ったり(笑
おもしろい人だ…

「ミラクルライトは本来、純真な子供が振るから感動すると思ってたんだけど
そうじゃないんだ、ということが良くわかりました」
というスピーチが印象的…。
テレビシリーズに関わっていない今は微々たる事しかできないけれど
今日のこのイベントの成功を伝え、なにか今後も企画できるように
働きかける、といった意味のことを約束してくださいました。
鷲尾さん自身も喋りたいことがいっぱいあったらしいけどさすがに
イベントの時間もだいぶ圧していて切り上げ。
プリキュア5はなぜ「YES」なのか?の謎など。聴きたかった!)

司会のお姉さんも数回にわたって「オールナイトトークイベントも
やらなきゃいけませんね!」みたいな事を言っていた(笑


 
そんなわけで大きなネガティブ要素もなく、無事完走したオールナイトイベント。
始まる前は各種メディアに面白半分に取り上げられたりして
なんかあまり気分良くなかったり不安になったりもしたのですが
不必要に商売に走ってるわけでもなく(最終的にDVDの売り上げとか
そういうのに繋げる計算があったとしても)想像以上に「ちゃんとした」イベントでしたよ。
楽しかった!の一言に尽きます。
 
今後も、オールナイト上映に限らず、こういった「子供心を忘れないファン」が
楽しめるイベントが催されるといいなぁ。。。

 

さあ次は5月のTEUCHIライブだ!
http://blog.excite.co.jp/teuchi-live