フレッシュプリキュア! 第23話「イースの最期!キュアパッション誕生!!」(ちょっと追記)

女の子同士がガチで殴り合い!といえばやはり劇場版Yes!プリキュア5
キュアドリームVSダークドリームを思い出す

ただ命令されたから戦う。
過去も大切な物も何かを楽しいと思う心も無く
「そんなの習ってない!」と慟哭するダークドリーム
色々な想いを拳に乗せてパンチを放つドリームが
圧倒するという熱く、切なく、美しく、判りやすい
流れだったけども(名作だよ!是非観よう!)

 
今回のフレッシュの決闘シーン。
ラブ側の大義名分は良く分かる
「せつなを取り戻さなきゃ!」という想い。
考えに考えた上で、心を鬼にして戦いを挑む訳だ

それと比べるとイースが今回ピーチと1対1で
戦おうとする理由がもひとつ判りにくかった。

これまで描かれただけの流れだと、寿命宣告されてなお
「たとえ見捨てられようともメビウス様のために殉じます!」
とかなりそうなもんだけど、どうもそうじゃないよね。
せつなにとってラブの取る行動はどれも
不可解なものであったのに
それが「羨ましい」に切り替わったのはどこなのだろう?
あんだけ「メビウスメビウス様」言ってた気持ちが
切り替わったのはどこなのだろう?
 
てなかんじで、いわゆるせつな・キュアパッション編は
結構時間かけて描いてきたはずなのに
上で書いた、せつなの「気持ちが徐々に変わってくる」というのを
ほとんど描写しなかったので(全く無かったわけではない)
今日になって急にバタバタ展開したような気がしましたのよ…
そんだけ時間があったのに、四つ葉町に来る以前の過去をふくめた
イースそのもの」が、今まであまり描かれて無かった事も
気になってた。
なかよしのふたご先生版では、あらすじが同じなのに
うまくえがけてる気がしたので、アニメの方の描きかたが
ちょっと配慮がたりなかったのか
4人目は誰キャンペーン(?)を全面に押し出しすぎた
弊害もあるんだろうなぁ

来週以降は後始末編?としてそのあたりのフォローも
ありそうに見えますがさて…
  
なんか意地悪な感想の書き方になってしまったわ;
わかってる、わかってるんですよ!
ラブ達と付き合ってるうちに、今まで無かった感情がせつなの中に
生まれて、その気持ちを確かめるべく…とか。
いくらでも、いろいろ想像は出来るんですよ。出来るんですけど…ね
せつなの独白から読み取れよ!とかね。わかってるんですよ!(;
 
戦いの中、雨が降り出し、両者倒れこんで雨が上がるというお約束や
お互い分かり合いかけたところで「時間です」→ドクン…
トラウマもののシーンなど、見所が非常に多かっただけに
些細なことで引っかかってしまった;

来週ももちろん楽しみだ

いわゆるワルモノサイドの人間が
(番組としての)正義の味方サイドに移ることが
そうそう簡単なことではない、というのは
フレッシュのシリーズ構成の前川淳さんも参加していた
デジモンアドベンチャー02デジモンカイザー編でも
数話に渡って描かれていました。同じ東映作品です。
キュアパッション誕生編が前半クールの最大の見所であることは
間違いないので、ぜひとも素晴らしいものに
仕上げていただきたいです。。